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松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」をみてきた

おもろかった。
やっぱすげえわ。松尾さん。


「キャバレー」をみたときは、
ひよったかな。と思ったが、俄然、キレキレですね。


この、残酷なやりきれなさ。
そしてバカバカしさ。
残酷なバカバカしさ。


もー全部クソなんだよ、
人間なんてクソなんだよ、
みんなバカなんだよ、
でもそういうもんなんじゃね?人間って。
それでいいんじゃね?
だからいとおしいんじゃね?


生きてたって死んでたって
たいした差ないけど、
だからこそ生きてるってすばらしいんじゃね?


というね、あのバカバカしいやりきれなさの中にね、
肉詰めピーマンみたいにね、
気をつけないとピーマンくった気になって終わっちゃうけど、
愛がいっぱい詰まってるという、
それが松尾さんのいいところですよね。


あの映画は、そういう松尾さんが炸裂している、と感じました。
映画とれるんですね、松尾さん。

北野たけしよりも、すげえと思うよ。