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法律というシステムの運用

法律の人達は神様でも裁いてればいいんだと思う
法律もsubversionで書けばいいのに

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↓教科書的な仕組みはこうですよね


0.国民は、コミット権限のある政治家を選ぶ
1.政治家(立法)は、国民から「国家はこうあるべき」という要望を吸い上げる(PLAN)
2.政治家(立法)は、それを元に「国家はこうあるべき」というコードをかいて、コミットする(PLAN)
3.官僚(行政)は、政治家のかいたコードをコンパイルしてシステムを稼動させる(DO)
4.裁判所(司法)は、稼動するシステムを監視、検証し、バグや要望のずれがあれば、その部分をチェックアウトする(CHECK)→チェックアウトされた部分は、1へ。(ACT)


↓現状はこうかな。


0’.財界は、こういう枠組みがあったらもっと儲かるという要望をあげる
1’.官僚は、それを実装するための設計図を起こし、コードをかく
2’.財界と政治家と官僚は、利害関係の調整能力がある政治家を選ぶか、扱いやすい政治家を祭り上げる
3’.国民は、2’で選ばれた政治家に、コミット権限を与える(選ぶ余地はない)
(4’の初期処理.政治家は、官僚のかいたコードをコミットするために、ゴルフをしたりわかめ酒をのんだりして財界、官僚、地方の有力者と仲良しになって、ご機嫌をとって利害関係を調整し、コードをコミットした場合のゴタゴタが最小限になるようにしておく)
4’.政治家は、官僚のかいたコードを、国民の信託に基づいてコミットする


現状では、資本主義と民主主義が密接に結びついているので、
カネを動かす財界が、一番エライ。
でも、財界はエライし賢いのであまり表舞台にはでない。
立法は、投票や選挙というメソッドを公開して
一国民へのUIを提供しているが、
これはまあ一応あるだけ、というのが現状で、
アウトプットへのクリティカルな影響は
政治内部のプライベートなメソッドがもっている。