初めての東京マラソン、満喫してきました
私もわりと世の中の出来事に対して斜に構えるところあるし、湘南国際マラソンに思い入れがありすぎて湘南国際だけがマラソンだ、くらい思ってるので、東京マラソンなんて別にいちおうエントリするけどどうせハズれるだろうし、別にハズれてもいいよ?悔しくないよ?くらいに思っていたんですが・・・
良い大会ですね、東京マラソン!! すっかりスキになっちゃいました。運営もいろいろ大変だと思いますが、この大会を10年も続けてきたのは素晴らしいことだし、これからも続けていってほしいと思います。そんなこんなで、この大会についてちゃんと知りたいと思って、思わず本よみました。
- 作者: 川端康生
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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- 作者: 遠藤雅彦
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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いやーこの本も面白かった。東京マラソンを実現するまでの舞台裏。いろいろ興味深い。
- 無謀ともいえる東京マラソン構想は、当時の都知事、石原慎太郎氏の強力なリーダーシップのもとに実現した。
- 独特の十字形のワンウェイのコースは、できるだけ短い時間で交通規制を効率よく順に解除していけるように巧みに練られた結果。
- 開催時には、コース周辺の道路標識を変えている。
- コースは、基本的に地下鉄の線路上を走っている。これにより、道路を閉鎖していても駅の出入り口を地下通路として歩行者が行き交いできるようにした。
こないだ読んだUTMFの開催裏話本も面白かったですが、こういうの面白いですね。
富士山1周レースができるまで ~ウルトラトレイル・マウントフジの舞台裏 (ヤマケイ新書)
- 作者: 鏑木毅,福田六花
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 新書
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湘南国際マラソンも興味深い裏話いろいろあるだろうから、本にしてくれたら良いのに。東京マラソンと同じタイミングで始まってる理由とか、江ノ島スタートから大磯スタートに変わった経緯とか、あのわざわざ終盤でいちど大磯プリンスを通り過ぎさせてから戻ってこさせるドSなコース設定とか、30kmになった年の話とか、APECの関係で開催月を遅らせた年の話とか、ドローン墜落騒ぎとか、不審車騒ぎとか。
アイアンマンジャパンの開催裏話も面白そうですけど、こっちは権利関係がドロドロしすぎていて聞くの怖い気もしますね。
目標と結果
立てた目標は
- 表目標 :ネットで3:15以内
- 裏目標1:グロスでサブ3.5
- 裏目標2:総合順位で上位10%以内
結果は以下。
目標の上2つは撃沈ですが、最後の1つはギリいけてたっぽい。
ちなみに、イーブンペースか後半に向けてあげてく走りこそ上級者だと思って、そういうクレバーな走りを目指しかけたこともありましたが、そこを目指すのはやめました。クレバーなんかクソくらえです。
トレーニング内容
昨年末にフル走ってから東京マラソンまでに何するのが効果的かと考えたところ、後半でヒザとか足首とか痛くなるのがなければもーちょっと粘れるんじゃないのと。 で、接骨院とか行きたくない派なんですけど、やっぱ後半どーしてもあちこち痛くなるので、初めて行ってみたんですね、接骨院に。で、いろいろ診てもらったら、要するに筋肉も関節も固いんですよ、と言われまして。ストレッチとかちゃんとやってないでしょ、と。心当たりありまくりで。走ってて筋肉がちゃんと伸びてなかったり関節が動けてなかったりするから、変に引っ張られたり擦れたりして痛みが出るんですよと。すごく納得してしまいまして。 で、東京マラソンまでの期間は、ランは短時間でトレミルで効率良く追い込みつつ、ヨガとかバレトンとかコンディショニングストレッチとかダンスとかのクラスにでて、柔軟性の獲得とボディコントロールと体幹のトレーニングの方に重点をおいてみることにしました。
というわけで、東京マラソン前の3ヶ月間の規則的なラントレは、
- 10分間のトレミルビルドアップ坂練(斜度10%で、時速10kmで5分→時速11kmで3分→時速12kmで2分)
を週2回やって、以上です。たかが10分ですが、この10分でもういいってくらい追い込めます。距離的には1回あたり1.7kmくらいなので、週3.5kmくらい、月間走行距離は20kmくらいですね。
今回も後半にむけて脚が動かなくなってきましたけど、足首や膝の関節や腱の変な痛みはなくて、純粋に筋肉を限界まで使えた感は得ているので、とりあえずこの短時間追い込みランとヨガ&ダンスのコンボ路線をベースとしたトレーニングを続けてみるつもりです。
ちなみにストレッチや体幹トレーニングを重視する青学メソッド、すごく説得力あるし効果ありそうですけど、やっぱりちょっと飽きるじゃないですか。
- 作者: 原晋,中野ジェームズ修一
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ストレッチや体幹トレーニングっていっちゃうとなんか地味な感じですけど、ここでいってる動きって、要するにヨガやダンスの動きだと思うんですよね。というわけで、基礎トレやるぞ!と思っちゃうと飽きますけど、ヨガやダンスとしてやると楽しいし習慣化しやすいと思いますよ、という話です。
レースレポート
国際大会を銘打っているのは伊達じゃなく、事前受付からレース中、ゴール後まで、いろんな国の人が自然と入り乱れていて、世界都市トーキョーを感じました。ロンドンにしろニューヨークにしろ、先進国の大都市といわれるところには大きなマラソン大会があるわけで、こういうマラソンを開催することはとても意義のあることだなと、思いました。
事前受付のEXPO。
異常な完成度の等身大フィギュア。ふくらはぎの筋肉の質感とかすげーリアルで、さいしょ横からみたときは完全に人がいると思ってた。
絵馬があったのでとりあえず書いたった。
当日はスタートエリア内への持ち込みがすごく厳しくて、空港バリの荷物検査。ゲート入ってから食べようと思ってたヨーグルト没収されました(>_<)
タイムの出やすいご褒美コースという噂もありましたが、最終盤のアップダウンは鬼。もう最終盤だし最後の力を振り絞ってペースアップ、したところで地味な登りが現れて心を折られる、という試練を何度も繰り返しました。最後1kmのとこで今度こそと思ってペースアップしたときに立ちはだかった地味な登り、あの絶望感はやばかった。