「キャバレー」のパンフレットで、
村杉蝉之介が、「会社員時代、電車で通勤しながら、俺以外みんな馬鹿か?と
思っていた。・・・まあ、結果的に、俺だけが馬鹿だったんですけどね(笑)」
みたいなコメントをしてて、なんかすごくリアル。
や、俺もね、今となっては、自分だけが馬鹿っていうか自分が一番馬鹿だっていうのは、
忘れずにいるつもりです、常に。何言ってても。何やってても。
でも、正直言ってね、俺まだまだ未熟ですよホント。
思っちゃいますよ、たまに。
みんな馬鹿か?って。
世の中で金持ち父さんがどうしたとかいう話が
流行っているのとかをきくとね。悲しい気持ちになるよ。
チーズがどうしたとかの方がまだまともだったぜ。
労働の対価じゃない金っていうのは悪なんだよ。
マネーゲームで稼いだ金は、誰かから搾取した金なんだよ。
世界規模でみて、ちゃんと労働してるのに正当な対価が得られない、
という人がいるのは、労働してないのに稼いでいるやつがいるからなんだよ。
その金稼いでうれしいのか?ホントに。
ウェブが国境を取り払うことで、
「先進国」の人間はこのグロテスクな社会構造を
思い知ることになると思うぜ、ますます。
そこで「だったら搾取する側がいい」なんていって満足するようには、
人間はできていないはずなんだ。