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肌の色(マイルス・デイビス)

「緑色の肌で、赤い息を吐いたって構わないさ。イカした演奏をするならな。」
マイルス・デイビス*1

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黒人の「聖域」であったジャズに白人のプレイヤーを起用して受けた批判に対して。
うーん、クール。
他人やメディアや社会情勢がどういおうとも、かっこ良いものはかっこ良い、
ダサいものはダサい、と判断できる目を養いたいものですね。
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アケオメです。

さっきテレビでマイルスを特集してたのをチラ見したら
あのセリフがでてきて、なんとなくどっかにメモろうと思って、
このブログにメモることにしました。
しかしこの名言、さっきのテレビでは「紫の肌と・・・」とシレッと訳していたんだけど、
学生の頃にどっかの本で読んだ記憶では「緑色の肌と・・・」だったんですよね。
で、ちっと調べてみたら、とりあえず英語文3パターンみつけた。

I said if a cat could play like Lee, I would hire him, I didn't give a damn if he was green and had red breath.

So I just told them that if a guy could play as good as Lee Konitz played ... I would hire him every time and I wouldn't give a damn if he was green with red breath.

I would hire him every time, and I wouldn't give a damn if he was green with red breath. I'm hiring a mother -- to play, not for what color he is.

前後の文脈が微妙に違うものの、greenはgreenですよねえ。
greenって紫にも解釈できる単語なんでしょうか?

*1:「帝王」と呼ばれたジャズレジェンド。新しいこと、オモロイことを追求し続けた筋金入りのミーハー。晩年には生まれたばかりのヒップホップカルチャーに目をつけて取り入れたりした。ピカソ級の天才芸術家。こういう本当に天才のオジサン達はけっこう長生きするのを見ていると、「天才に限って、若くしてなくなっちゃうんだよなあ」とかいいたがるワイドショーのオバサンって何も知らねえんだな、と思います。