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2007-01-01から1年間の記事一覧

知的財産の性質

なぜいま知的財産がオモロイのか? ソフトウェア特許はなぜプログラマに信用されないか? とかについてたまにかきたくなったときに かいているわけなんですけど、 「なんだかよくわかんねえ」というのが ここ数年考え続けているとこのいまんところの感想なん…

なぜいま知的財産がオモロイのか?(2)

なぜいま知的財産がオモロイのか?(1) で、ですね。 なんだっけ。 そ、インターネットは、 地域も時間も飛び越えて、しかもほぼゼロのコストで情報(知的財産)が 無限に伝搬されるという恐ろしいインフラなわけです。 これは、個人が技術を周知といえる…

千葉の海にいってきた

久しぶりに千葉の海に波乗りにいってきた。 いちいち遠くまで行くのめんどくさいから湘南に住んだんだけど、 会社の連中と波乗りにいくことになって、 今は車がないのでしょうがないから東京まで電車でいった(東京集合で、東京から車)。で、「電車サーファ…

YLUGにいってきた

YLUG(Yokohama Linux Users Group)のカーネル読書会という集会に行ってきた。 面識のある人はいないし、 オープンソースコミュニティの集会にいくのは初めてだしで びびってたんですが、フリーソフトのひとたちとは そのうちヘビィに絡みたいと思っているし…

なぜいま知的財産がオモロイのか?(1)

最近呑みながらいろんな人に知的財産とその周辺について話すんだけど、 悲しいことに全然話が通じてないらしいことがわかってきた。 話す相手を間違えてるっちゃあそうなんだけど、 知的財産のことを単純にすごくオモロイとおもっているので、 小島よしおっ…

「オヨビ」。漢字で書くか?平仮名で書くか?

法律文書では、「又は」と「若しくは」との使い分けに特別ルールがあるのは 知ってる人は知っているし知らない人は知らなくても多分何も困らないが、 知らないと法律に関しては素人なのね、と思われるような、 法律屋にとっては常識の範疇に入ることではあっ…

エジプトにいってきた

*でかい写真をはれることを知ったので後から写真をでかいのに変更 夏休みでエジプトにいってきた。 カイロの夜景(左下は承太郎がディオをやっつけた橋) もうホント勘弁してくれってくらい暑かった。 ホント死ぬほどあついのに、歴史の古さが桁違いだ。 遺…

特許明細書かきの噂と現実

プログラマから特許明細書かきに転職して、そろそろ一年が経ちます。 一年前、転職しよっかなーと思って情報収集したときに、 ネット上にはあまり欲しかった情報がなかったので、 こういうこと知りたかった、ということを公開。 ちなみに、なんだかんだけっ…

ワンピース鎌倉

前の会社の連中と海に遊びにいったついでに、 鎌倉でやってるワンピース祭りをみてきた。 事前にちょっと調べようとしたら、あんまり具体的な情報がなかったのと、 これ教えといて欲しかった、という情報があるので公開。 ・「海の家」を標榜しているが、海…

ロボットに愛は生まれるか?

ソフトウェアが動的に作り出した情報(絵とか音とか)の著作者は ソフトウェアである、という考え方は論理的に間違ってない。ということを書いた。 いま読み返してみたら相当端折っているのでメモを足しておく。 私にとって、科学技術への好奇心というか興味…

NUJABESにやられて。

「NUJABES」にヤラレタ。 飛ばされた。 生きてて良かったまで思った。この人の曲がきけて。 で、ちょっと思った(思い出した)ことがあるのでメモ。 私が情報革命に興味を持ったのは、 人間に興味があるからです。 文化こそ興味の対象であり、尊敬の対象だか…

『ディジタル著作権』

名和小太郎さんという人がいて、どういう方なのかまだよくわからないのだけれど、ディジタル著作権作者: 名和小太郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2004/03/16メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (34件) を見るがオモロすぎて、興奮し…

気に入らない言葉(有言実行)

「有言実行」という言葉をさいきん色んなところでみる。 「不言実行」という言葉に触れるよりも「有言実行」という言葉に 触れることの方が多いような気がする。なんだか気に入らない。 「不言実行」のパロディだとしらず「有言実行」と いっているように聞…

ホントっぽいウソ(フォークの背でご飯をくう)

私は寺山修司がすきだ。 絶対なんて絶対ないと絶対にいう寺山修司は、私にとって絶対だった。 今もすきだけど、さすがにちょっと、古いなあ、とも思う。 こうやって絶対的に信じていた価値を、フラットな頭で再検証し続けることが できるようになったこと自…

ことば使い(特許明細書かき or プログラマ)

ことば使いは、環境によって変わる。 最近、環境がプログラマ → 特許明細書かきに変わったので、 書き言葉の使い方がいくつか変わってきた。例えば、こんな。 1. 英数字(全角 or 半角) 特許明細書かきは、英数文字は基本的に全角を使う。 特許明細書では…

これは、泣ける。(ネイト・ジェームス)

今日のめざましテレビで紹介された、超、いい話。 イギリスのソウルシンガー、ネイト・ジェームスが、 YouTubeで自分の曲をピアノで弾きながら歌っている日本の小学生を発見。 極東の小学生が自分の曲を歌っているのに感動したネイト・ジェームスは、 その小…

ことばづかいをたのしもう(同い年)

50代の人は、「同級生」という言葉を「同い年」という意味で使う。 今日、中華料理屋のオヤジが某タレントの話をしながら「この人と俺、同級生なんだよな」的に 使っていたのを聞いて、そういえば私の母もそういうことばの使い方をしていたことを思い出し…

心の痛むこと(先輩が休職)

事務所の先輩がウツになって休職してしまうことになった。 先輩といっても年下なんだけど。 入所当時、異業種からの転職で右も左もわからない私をいろいろ世話してくれたんだけど、 その後だんだん仕事に慣れてきて私にも本格的に仕事が振ってくるようになっ…

ビッグパーティ

未来を考える、というのが知の究極的な快感だと思うんだけど。 情報革命が産業革命と同じくらいのビッグパーティだとして、 産業革命が所有権という概念をつくりあげたんだすると、 情報革命は社会の基盤となる新しい概念をつくりあげるんじゃないだろうか。…

今日あったどうでもいいこと

本日、タバコ吸いながらどうでもいい話をしていた職場の外国人(米)と私(日)のどうでもいい会話。 米「・・・ダッタベース・・・」(前後の文脈は忘れた) 日「ん?・・・データベース?て、いわねえの?」 米「ああ、まあ、ダッタベース、データベース、どっちで…

拡散する思考

私はマンガが好きで、なかでも松本大洋さんのマンガは私にとって特別です。 「俺の聖書は・・・」といって松本大洋さんのマンガを挙げていたこともあった。 いまは聖書という概念自体が私のなかで流行ってないのでいいません。 で、『鉄コン筋クリート』の映…

ソフトウェア特許はなぜプログラマに信用されないか(2)

特許出願の明細書に添付する図面として システムの処理内容をUMLに起こしていたら、 「なにこれ?ちゃんとフローチャートで書かなきゃダメだよっ」と先輩に注意を受けた。 うーん。そうか。「ちゃんとフローチャート」か。 今日び、処理概要を図面にする…

ソフトウェア特許はなぜプログラマに信用されないか

という問いに対する残念な答えのひとつは、 プログラムを書いたことのない人が、ソフトウェア特許の権利書たる特許明細書を書いているからです。 ソフトウェア特許の明細書だけで食っていくというのは なかなか成り立たないので、電気全般、または機械ものな…

検索は投票である。

資本主義と民主主義とが密接に結びついた社会構造の中で、 金を払うことは投票するという意味を持っている、と考えるようになったのは、 ファックマネーとかラブとピースとか真剣に考えていた学生の頃でした。 金の集まるところに権力が集まって、 権力があ…

諸君 私は知的財産が好きだ

諸君 私は知的財産が好きだ 諸君 私は知的財産が好きだ諸君 私は知的財産が大好きだ 明細書作成が好きだ 発明抽出が好きだ 中間処理が好きだ 周辺技術の調査が好きだ 自分の書いた請求項を眺めるのが好きだ 審判を起こすのが好きだ 審判を起こされるのも好き…

はじめに

春なので!はてな日記に入門しました。 よろしくお願いします。