It's Not About the IP

- IP(Intellectual Property), Computer Technology, Ocean Life, Triathlon, and more

ロードバイクの新しいハンドルポジションを考案しました

ドロップハンドルをつかった、上ハン、ブラケット、下ハンに次ぐ第4のポジションを考案しましたのでご自由にお使いください。 バットマン・ポジション なんかわれながらキモイ絵になりましたが、伝わるでしょうかw 手の平をブラケット上部に押し当てるよう…

英数字を半角で書くか全角で書くか問題

ソフトウェアエンジニアの世界では英数字は半角で書くのが当たり前である一方、例えばインターネット上での記事の文章等には英数字を全角で書いているものが散見されます。前者にとって、後者は違和感がある以上に「バカに見える」ことがあり、しばしば話題…

ピュアビギナー~2年目のトライアスロン覚書

先週末は弁理士試験の口述試験、北方に並々ならぬ覇気を感じつつ(受験生の方も試験官の方もお疲れ様でした)、横浜シーサイドトライアスロンに参加してきました。 まだまだビギナーですが、これでトライアスロンレースも2年目2シーズン目が終了、自分なり…

ランニング本の感想など

5年くらい前に初めてフルマラソン走ってから、なんとなくノリと勢いで走ってますけど、ここにきてなんだか走るの面白くてしょうがねえなって思うようになってきました。というわけで、ランニング本たちの感想などを、記録として。 『Born to run 走るために…

「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」完走しました

アイアンマンレースとは アイアンマンレースというのは鉄人を想起する過酷なレースの一般名称のようにも思いますが、その世界では特定ブランドのトライアスロンレースの固有名称で、商標登録もされています。けっこうしっかり商標管理されてるみたいです。ト…

フィクション・2015弁理士試験短答問題作成の現場から

H27弁理士試験短答問題 問[7] 枝4 飲食店の店内に置かれた「グルメの妖怪」というキャラクターが、飲食物の提供に際して、言語的要素のない一定の同じ音を発する行為は、音の商標の使用に該当する場合がある。 「今回の問題はこれでいきたいと思います」 …

大磯クリテリウムにいってきた(2回目)

先々月に引き続き、大磯クリテリウムにいってきました。今期はこれで終了のようで、次回は11月ですかね。ちょっと間が空くので、次回の時に今日いってみた感じを思い出せるように記録しておきます。いやー面白いです。マラソンとかトライアスロンとかオープ…

色の商標って例えばビアンキのチェレステ?

4月1日から、「新しいタイプの商標」という、「新しくなくなったらどうするんだろう」という余計な心配をしてしまう名前でよばれている商標の登録制度の運用が開始されました。巷では、久光製薬のテレビCMなどでおなじみの「ヒ・サ・ミ・ツ♪」のメロディ…

ウェットスーツ比較(トライアスロン×サーフ×スクーバ)

トライアスロンのスイムのパートは海を泳ぐんですが、だいたいの大会がレギュレーションでウェットスーツ着用必須になってます。私はサーフィン用のウェットスーツをもっていたので、まあ同じようなもんだろということでそれを着て出ていたんですが、サーフ…

ITレジェンド伝記本をいくつか読んだので感想など

立て続けにITレジェンドの伝記本をいくつか読んだので感想など。ネットでダウンロードできるリチャードストールマン以外はすべて茅ヶ崎市立図書館で借りて読みました。図書館万歳。順番はなんとなく読んだ順です。 スティーブ・ウォズニアック アップルを創…

大磯クリテリウムに参加してきた

大磯で一般参加の自転車レースをやっているということを知ったので初参加してきました。近いし。 会場は大磯プリンスホテルの駐車場。大磯プリンスといえば湘南国際マラソンの会場であり、湘南ジョガーにとっては聖地のような場所ですが、自転車乗りにとって…

特許の誤解 (中級編)

乗っかってみます。 inspired by 特許の誤解 (初級編)-IPFbiz Japanese Patent Officeはどこにあるんですか? Japanese Patent Officeというものは、ありません。東京にある、特許の許可をしている組織というと、Japan Patent Officeです。 日本国特許庁・…

「プリキュアはやっぱりドキドキだよね」という心理のようなもの

一昨年に我が家の4歳娘(当時3歳)がプリキュアにハマり始め、そのころは家のテレビにプリキュアがヘビーローテーションで流れていたので私と妻もみているうちに一緒になって熱心になり、今日に至るまでプリキュアブームが続いている。プリキュアはいわゆるゴ…

ソフトウェア特許の特許請求の範囲における「〜手段」vs「〜部」

クレームの構成を「〜手段」で書くか「〜部」で書くかってまあ好みの問題なのかもしれないですけど、私は「部」派ですね。 「手段」で書く派の言い分 ・なんとなく伝統的にそうしているから ・手段の方が部よりも広く解釈される 「部」で書く派の言い分 ・な…

s○ftbankのiphone6のタダ機種変更キャンペーンには何か落とし穴がありそうだぞと思ったけどどうやらなさそうだなと思ったけどやっぱりあったから諦めてトボトボ帰ってきた話

恨んでいるわけではありません。単純に日記として書き残しておこうかと。私はapple製品の新しいのが出たら何がなんでも手に入れたいほどの熱心な信者ではありませんけれども、新しいのがでたら気になる程度には気に入ってiphoneを使っていて、9月にiphone6が…

田舎町の弁理士とMBA旅行者

日本の田舎町。海岸に小さな特許事務所が開かれていた。弁理士が、町の発明家の技術を特許にしていた。その特許明細書はなんとも出来がいい。それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい特許明細書だね。どれくらいの時間、明細書を書いているの」 と尋ねた…

特許明細書における「〜」vs「−」vs「から」vs「乃至」

特許明細書職人たるもの、特許明細書の記載、特に特許請求の範囲の記載については、一言一句について、その意味、そう書いた理由を説明できなければならない。単語はもちろんのこと、助詞や句読点にいたるまで、なぜその語を選んだのか、なぜそこに読点を打…

茅ヶ崎〜江ノ島を泳いでみた

・某週末朝5:00に、茅ヶ崎の汐小前デッキで @kushika2 さんと待ち合わせ。インフレータブルSUPを膨らませる @kushika2 先輩。 ・ @kushika2 パイセンにSUPで付き合ってもらって、泳いで茅ヶ崎から江ノ島を目指す。片道5k、往復で10kくらいだと思う。 ・5月の…

(弁理士の日、ブログ連動企画)知財業界のキャリアプラン

このエントリは、ドクガクさんの「弁理士の日ブログ企画2014」に乗っかったものです キャリアプランとかそういうことはあんまり真面目に考えてもどうせ思い通りにいかないし、自分の興味関心や状況も刻々と変化するし社会の側も変わっていくから、私は具体的…

ウルトラマラソン(100k)完走記

4月末にウルトラマラソン(チャレンジ富士五湖:100k)を完走しました。ちょっと時間が経ってしまいましたけど、記録しておきます。 準備(カラダ篇) ・昨年末でしたっけね、エントリした後に、とりあえずこの本をパラパラと読んだ『岩本能史コーチの100kmマラソ…

TOEIC800超えるまでにやったこと

昨年の春過ぎくらいからTOEIC受け始めて、目標としていた800点を超えたのでやったこととかかく。 点数遷移(うろ覚え) 710→720→670→745→775→775→810 書籍 DUO WRYYYYYY! 7、8年前くらいに買ってチョコチョコ勉強した後に本棚の奥でホコリかぶっていたDUO。新…

初心者がロードバイク選ぶために調べたことまとめ

ママチャリしか乗ったことない自転車素人が、ロードバイクを手に入れようと思い立って知識ゼロの状態から一か月くらいで調べたり考えたりしたことのメモ 前提として、動機 ・漠然といつかはトライアスロンやりたいと思っていたけど、自転車高いしなーと思っ…

諸君 私はランニングが好きだ

諸君 私はランニングが好きだ諸君 私はランニングが好きだ諸君 私はランニングが大好きだ10kが好きだハーフが好きだ30kが好きだフルマラソンが好きだ1500mが好きだ5000mが好きだLSDが好きだインターバルが好きだビルドアップが好きだトレッドミルが好きだ 街…

湘南国際マラソン2013を箇条書きで

・やっぱりキツかったけど、やっぱり楽しかったよ。湘南国際マラソン。・なんだかんだで4回目の湘南国際マラソン。 ・表目標はサブ3.5。裏目標はサブ4。 ・結果は完敗、ネットで4:04。 ・だいたい5分弱/kくらいをキープするとサブ3.5。20kまでは割と余裕残…

特許請求の範囲と同様に課題を解決する手段を補正するべきか、否か。

補正するべき派の主張 ・特許請求の範囲の記載と課題を解決する手段の記載が合ってないと気持ち悪い。 ・特許請求の範囲の記載と課題を解決する手段の記載が合ってないことを根拠に不明確とする拒絶理由が打たれる可能性がある。(実際に打たれた例もある?…

特許法における「補正」と「訂正」の語の使い分けについて

考えてみた。結論はありません。よくわかりません。条文上、補正は出願段階でゴニョゴニョすることをいっていて、訂正は権利化後にゴニョゴニョすることをいっているというのが漠然とした認識で、ggってもいくつかそういうのが出てくる。(例)(例)これは…

特許事務所(弁理士)の業務範囲

国の知的財産戦略として弁理士が増えて、出願だけじゃなくいろんな知財支援サービスを提供しておくんなましという話なわけですね。いまの大きな特許事務所の業務範囲てのは↓こうなわけですよね。まあだいたいメインの業務は権利化ですよね。 弁護士も弁理士…

2012弁理士試験・口述再現(6日目の商標だけ)

いまさらですが、口述再現(6日目)かいとこっかなと思いました。*ただし商標法に限る。 昨年は私の出番は3日目だったからまだ後の日もあったし、少しでも前日の状況を知りたいと思う次の日の人がいるはずだ、と思ったので、若干の使命感みたいなものもあ…

弁理士試験・口述試験は公平か?

弁理士試験の最終試験である口述試験の発表があって、私はなんとか合格することができました。もう念願の弁理士試験に合格して感謝感激雨アラレ、神様仏様弁理士会様工業所有権審議会様ってな話ですけれども、今年もけっこうな数の受験生が口述で落ちていて…

法律と科学の「適正手続」について

法律と科学の文脈での「適正手続」という言葉をめぐってちょっとした騒ぎになっていて、これはちょっと法律屋と科学技術屋のハイブリッドである特許屋として一言かいておいても良いかもな、と思ったので書きます。(元ネタ)科学者とのコミュニケーションが…